
探偵の映画~洋画編~
日本で人気の「探偵」モノの映画ですが、世界でも「探偵」モノの映画は大人気!ここでは探偵モノの洋画を探して見ました。
マルタの鷹(1941年・アメリカ)
ダシール・ハメットの探偵小説を映画化した作品。
この小説は3度映画化されたが、1941年の「ハンフリー・ボガード」主演作が最も有名。
家出人探しから端を発し、高価な鷹の像(マルタの鷹)をめぐり殺人事件まで発生する古典的なハードボイルド作品となっている。
探偵スルース(1972年・アメリカ・イギリス)
ミステリー作家で大富豪のワイク(ローレンス・オリヴィエ)は、妻の不倫相手であるティンドル(マイケル・ケイン)に「奥さんと離婚してほしい」と頼まれる。
そこでワイクは、妻を渡す代わりに「この家に強盗として入りネックレス盗み出して欲しい」と提案する。
マギーをめぐって男同士が一対一の心理戦を繰り広げる推理サスペンス。日本では劇団四季がミュージカル化している。
オリエント急行殺人事件(1974年・イギリス)
アガサ・クリスティの同名小説が原作。
イスタンブールからパリへと向かう途中、大雪で立ち往生する高級寝台列車「オリエント急行」。その閉ざされた空間の中で凄惨な殺人事件が起きた。
そこに偶然乗り合わせた私立探偵・エルキュール・ポアロ(アルバート・フィニー)が事件の謎に挑む。豪華なスターが総出演し、現在も多くのファンを持つ大ヒットとなった。
エンゼル・ハート(1987年・アメリカ)
その凄惨な内容から「悪魔の聖書」と呼ばれた小説をアラン・パーカーが映像化。
私立探偵・ハリー・エンゼル(ミッキー・ローク)は、ルイ・サイファー(ロバート・デ・ニーロ)からの依頼で失踪した戦前の人気歌手・ジョニーの行方を追うこととなる。しかしハリーが行く先々でジョニーの関係者が次々と殺されていく。
「悪魔との契約」をテーマにしたオカルト・ミステリー。
私がウォシャウスキー(1991年・アメリカ)
豪快でタフな女探偵・ウォシャウスキー(キャスリン・ターナー)は、ある日バーで知り合った元アイスホッケー選手・ブンブン(スティーブン・メドウズ)と意気投合し、生意気な娘・キャットの世話を仕方なく引き受けることになる。
しかし彼はその夜、船の爆発事故に巻き込まれて死んでしまう。
ウォシャウスキーが男顔負けの強さで事件を解決していくハードボイルド・アクション。
ナインスゲート(1999年・フランス・スペイン)
世界中の希少な本を発掘する、書籍の探偵・コルソ(ジョニー・デップ)は、悪魔研究家・バルカン(フランク・ランジェラ)から世界に3冊しかない悪魔書「ナインスゲート(影の王国への九つの扉)」の発掘を依頼される。
その1冊はバルカンが所持しており、それを調査のために預かってからというもの、コルソの身の回りでは不気味な事件が起こり始める。
ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年・アメリカ)
ボストンのある街で幼女誘拐事件が発生し、恋人同士で私立探偵のパトリック(ケイシー・アフレック)&アンジー(ミシェル・モナハン)は、幼女の叔母から捜査の依頼を受ける。裏社会に精通しているパトリックが事件の真相を追っていくと、それが単なる誘拐事件ではないことがわかってくる。
「本当の正義とは何か」を考えさせられる社会派ミステリー・サスペンス。