探偵の映画~邦画編~
「探偵」モノの映画といったら何でしょうか?
やっぱり松田優作さんの「探偵物語」?それとも大泉洋さんの「探偵はBARにいる」?
ここではいわゆる探偵モノの邦画を調べてみました。
「七つの顔を持つ男」シリーズ
1946年~1948年に大映が4作品、1953年~1950年には東映が7作品を制作した、超人気探偵映画で「藤村大造」シリーズともいわれる。
「あるときは○○、またあるときは○○、しあかしてその実体は○○○」という決め台詞を真似して遊んだお父さん方も多いことでしょう。
「金田一耕介」シリーズ(1947~年)
あまりにも有名な探偵mの一人。金田一耕介を主人公とした映画は多くの名優が演じた映画でもある。片岡千恵蔵、岡譲司、高倉健、渥美清、西田敏行、古谷一行などなど、錚々たる俳優陣。
中でも石坂浩二による金田一耕介は、「犬神家の一族」や「悪魔の手毬歌」「獄門島」など大ヒットした。
探偵物語(1968年)
赤川次郎の同名小説が原作。女子大生・新井直美(薬師丸ひろ子)と直美のボディガード兼監視役として雇われた探偵・辻山(松田優作)。
そんな2人がある殺人事件を通して互いに恋心を抱くようになり、共に成長していく姿を描く青春物語。身長差30センチの凸凹コンビが当時話題となった。松田優作主演の同名テレビドラマとは全くの別物である。
探偵事務所5”(2005年)
「私立探偵濱マイク」シリーズの林海象監督と同スタッフが手掛けた。川崎にある「探偵事務所5」で働く探偵は全員5から始まる3桁のコードネームで呼び合っている。
物語は二部構成となっており、第1話では新人探偵591(成宮寛貴)、第2話では浮気調査専門のベテラン探偵522(宮迫博之)が活躍する。
悪夢探偵(2006年)
奇才・塚本晋也が監督を手掛けたサイコサスペンス。他人の夢の中に入って悪夢を取り除くことができる「悪夢探偵」こと影沼(松田龍平)と、ヒロインのエリート女刑事・霧島(hitomi)が不気味な連続殺人事件に挑む。
被害者はベッドの上で自らの体を切り刻んで死んでおり、まるで夢の中で誰かに襲われているようだったという。
K-20 怪人二十面相・伝(2008年)
江戸川乱歩が生んだ「怪人二十面相」の裏側を描いた北村想のスピンオフ小説が原作。
第二次世界大戦が回避された1949年、富裕層の財を狙う怪人二十面相“K-20”が世間を賑わせていた。謎の男に嵌められてK-20に仕立て上げられた遠藤平吉(金城武)は身の潔白を証明するためにK-20に直接対決を挑む。
探偵はBARにいる(2011年)
推理小説「ススキノ探偵シリーズ」が原作。北海道札幌市のススキノを舞台に、私立探偵の俺(大泉洋)とその相棒・高田(松田龍平)が危険に巻き込まれながら事件を解決するために奔走する。
俺と高田は行きつけのBAR「ケラー・オオハタ」で毎晩酒を飲み、オセロをしながら依頼を待つ。シリーズは大ヒットを記録し、第3弾まで制作が決定している。