探偵の始まり
世界初の探偵は18世紀のフランス。
その名も「ウジェーヌ・フランソワ・ヴィドッグ」
噛んでしまいそうな名前なのでヴィドックと呼びましょう。
1775年、フランスに生まれたヴィドックの人生を大きく変えたのは軍に入隊てからのこと。
軍での生活がいやになって除隊したものの、手続をきちんとしていなかったことで脱走兵として捕らえられ刑務所に入ることになる。さらには獄中にほかの犯罪組織の濡れ衣まで着せられて更に重い刑罰を受けることになる。
どこまでもついていない男だったが、こんな生活の中で裏社会の情報や手口などを習得。脱獄と変装のプロに。転んでもタダじゃ起きない男です。
”探偵=変装”といたイメージの始まりは彼だったかもしれませんね。
そんなヴィドッグですが刑務所を出所すると、パリ警察の密偵として働き出します。獄中で習得した情報などを武器に数々のの手柄を上げたヴィドッグは、現在のパリ警視庁の前身となる国家警察パリ地区犯罪捜査局の初代局長に就任。その後も犯罪捜査で活躍した彼は、退職後に個人事務所を開設。これが世界初の探偵といわれています。
なお、2001年には探偵時代のヴィドッグを主人公したサスペンス映画「ヴィドッグ」が製作されたそうです。
興味があるかたはTSUTAYAかGEOにどうぞ(笑)
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