探偵Café プログレス
東京都池袋2-47-12第Ⅱ絆ビル9階
TEL:03-6698-2263
BAR  PM 7:00~LO.AM4:00
Cafe’  AM11:30~PM5:30

探偵の始まり・日本編

日本初の探偵は明治28年、東京日本橋に「岩井三郎」氏が創業した、その名も「岩井三郎事務所」。
実はこの探偵社、昭和52年に「株式会社ミリオン資料サービス」と合併して名称は変わりましたが今もある調査会社です。

話を岩井三郎さんに戻して、そこ経歴を見てみるとこれまた凄い!
そもそも警視庁に勤務していた岩井三郎さんは、日清戦争時にスパイを摘発するなど、司法主任として活躍していたそうです。
警視庁を退職後、「岩井三郎事務所」を開業したのですが、その後の活躍もすさまじく日本を揺るがした大汚職事件「シーメンス事件」や「花王歯磨き密造事件」「古河炭鉱詐欺事件」「元満州馬賊・伊達順之助の殺人事件」など数々の事件を手がけたことで名を馳せた人物。
刑事事件にかかわる調査を扱うことが全くゼロとは言わないものの、その仕事のほとんどが浮気調査や人探しといった現代の探偵とは違い、岩井さんは探偵映画や探偵アニメの主人公のように難事件に立ち向かう探偵さんだったようです。
さらに、日本を代表する探偵小説家「江戸川乱歩」が弟子入りして働いていたこともあるというのだから凄い!
さらに、この「岩井三郎」という名前は三代に渡って継がれたそうですが、二代目「岩井三郎」さんは弁護士業と兼務しながら所長を務め、戦後の警察予備隊の情報将校(いわゆる教官)にななどの経歴を持つそうです。

なお、いわゆる探偵とはちょっと違いますが、調査をサービスとする調査会社というものもほぼ同時期に生まれています。
産業の発展とともにさまざまな会社同士が取引をするようになると、取引先の会社が安全であるか?信頼できるか?といったことが問題になります。
そんな問題を解決するサービスが「信用調査」です。現代の探偵が主に個人を対象とするのに対して、こちらは企業を対象とした調査業ということになります。
岩井三郎事務所から遡ること3年の明治25年「商工社」が設立、それから8年後には帝国興信所が設立されました。
実はこの2社も名を変えて現代日本の2大信用調査会社として有名な企業ですので皆さんも一度は聞いたたことがあるのではないでしょうか?
「商工社」は現在の「東京商工リサーチ」
「帝国興信所」は現在の「帝国データバンク」
どうでしょうか?
一度くらい名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?